言い訳と理由

この違いってなんなんでしょうか。私は小学生のころからこの疑問に答えを求め続けてきたのです。このことに疑問を持つようになったきっかけは、小学校の担任の先生とのあるやりとりにある。


ある日、学校の宿題を忘れた私は先生にその理由を聞かれた。「なんで宿題をやってきていないんだ」。


私は事実を正直に話した。「体調が悪かったからでしゅばい」。


しかし、次の瞬間、強烈な平手打ちとともに先生の怒声が教室に響いた。「言い訳すんじゃねぇやい」。


私は突如左頬を襲った激痛という名の異常事態に我を失い、自分を取り戻そうと必死に自分自身を励ました。「タイソンの野郎のパンチこんなもんじゃない。それに奴はただの教師、素人だ。こんなもん効いちゃいねぇよ」。


黙りこくる私に先生はさらにヒートアップし、私の肩を揺らしこう言った。「男なら素直に謝らんか」。


「アンタが理由を聞いたんだろ? 俺はそれに答えただけ。違うかい? ティーチャー」と心の中で先生に言い返すも、非力な私は口では素直に謝った。


…とまぁこんなことがあったのです。以来、私は言い訳と理由の違いについて考えるようになりました。


しかし、いまだに答えは出ていません。色んな人に聞いたけれど、返ってくる答えはいつも一緒でした。「ジャン・レノジョン・レノンの違いと同じだよ」。


答えが出ず、途方に暮れていた私ですが、最近は答えなんかないのではないかと思うようになってきました。


人間、生きていれば答えのないものにも出会うこともあるでしょう。そんなものに無理に答えを出さなくていいのですよ。無理にやろうとすると上手くいかないことのほうが多いと思います。というより、無理にやろうとすればなにかが壊れてしまう恐れがあります。


女の子との距離感を無視し、無理に飲みに誘えばその子との関係は壊れ、もう会ってくれなくなります。いや、メールも来なくなりますわ。


とにかく、なんでも無理矢理はよくないのです。だから言い訳と理由の違いなんかどうだっていいのです。そんなこと考えている時間があるなら就職の求人を探したほうがいいのです。


だからみんなも言い訳と理由の違いなんかにとらわれず、時間を有意義に使おうね。


PS.ブログの更新が遅れたのはバイトで疲れて、めんどくさくなっちゃったからです。いつも更新しなきゃ、とは思っていました。